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関心を持てる事柄について

2021 in review

2021年はこんな風に生活していましたというログと、2021年に買ったものなどの近況報告です。

仕事

2020年に転職していた。

2021年はプロダクトのリリースに始まり、予想もしていない角度での急成長までが目まぐるしく、少人数スタートアップならではの醍醐味がある。一体感、納得感、自由と責任等々を求めるタイプには非常に向いている環境だと思う。このあたりの話も含め、近くに転職ブログの体裁で書き残しておきたい*1

業務

ソフトウェアエンジニアとして、メインでは事業を伸ばすための機能追加を、サブでは内部オペレーションの改善のための多様な開発をした。

細かいことは書かないが数字で言うと...

  • 582本のpull requestsを出した
  • 1,095本のpull requestsをレビューした
    • (dependencies updateを含むと) 1,581本のpull requestsをレビューした

Feature Toggles (Dark Launch) / Idempotency Key関連の仕組みを作ったり、パフォーマンスやCI/CD周りの改善とかもやっていった。

言語で言えば以前とほぼ変わらずRuby, TypeScriptを中心に書いていたが、10月あたりからはGoを書き始めた。

大なり小なり新しい知識やスキルを枝葉では取り入れているが、根幹としては既存の知識やスキルの延長線上での問題解決が多かったためかキャリアのプラトーを感じる。プラトーの先にブレイクスルーがあることは何度か経験しているので折れずにできることを継続していきたい。

業務外

業務外でも適度にワイワイやっている。つい先日のことだが、"人生で一度はやりたいこと"リストに入っていた限定ジャンケンに挑戦できたのは良かった。

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この勝負 運否天賦じゃない・・・・・・

社会的活動

対外アウトプット

できるペースでゆるやかにやっていった。

  • OSSに35本のpull requestsを出した
  • 登壇1件
  • 会社ブログ2件
  • 個人ブログ28件

OSS活動も業務中に見つけたイシューを中心に対処した結果こんな感じになった。Ruby 3.1 / Rails 7.0対応などで業務の延長で必要になるものが多少ありそうなので2022年初めにはその辺を見ていきそう。

コミュニティ

オンラインイベントや活動にはほとんど参加せず。

SNS

2020年から可処分時間の整理を考え始めて、最も削りやすく費用対効果が大きそうなのがSNSだったのでやめてみた。

もともと何のインプット / アウトプットも無かったFacebook, Instagramはまったく開かなくなった。

Twitterは時折リストのみを見ている。メンションやDMもおそらくスルーしてしまっているが、本当に必要そうな連絡はメール等の別チャネルでいただくので当面困っていない。

SNSを見なくなったことにより2020年よりもdepressingな気持ちになることが減ったような気がするがどうだろう。テックトレンドやニュースを見逃すことがたまにあるのだが、さほど困っていない…というのが良いことなのか悪いことなのか。

日常

日常の話と、日常を改善したものの話*2

食事

通勤が無いので朝食で炭水化物をきちんと摂るようになれた。アミノ酸も足していきたい。

夕飯は変わらず野菜と肉中心。

料理はほとんどしていないが年末には蕎麦を打って食べた。蕎麦粉から蕎麦を打つやつ、人生で一度はやりたかったので満足。

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まばらな太さ

コーヒー

2月頃からコーヒー豆を挽いて1~2日に一度ハンドドリップしている。家庭内でコーヒー担当という立ち位置になった。

すぐに飽きるかもしれないと思って、初めから高機能な器具を揃えるのではなくエントリーレベルの器具を使って不便なところがあれば改善するスタイルで始めた。

1万円強でスモールスタートし、現時点では飽きずに続いているので器具に関してはこのスタイルで良いかなと思っている。

引っ越す前は徒歩0分の距離に自家焙煎のコーヒーショップがあったのでそこを中心に色んな豆を試し、引越したあとも近所にいくつか見つけたので引き続き"掘-dig"っていく。

焙煎度合いの違う豆をいくつか試したところ、自分がハンドドリップする分にはフルシティ・フレンチ以降の深煎りの豆のほうが安定して抽出できるようだった。また、同居人は無調整豆乳を使ったソイラテが好きなので、ある程度深煎りの豆でないとタンパク質が分離しやすいという事情もあり深煎り中心の豆選びをしている。

歯医者

引越した直後に通った歯医者との相性が良くなかったので治療を途中で打ち切って別の歯医者に通うことにした。変更後の歯医者では穏やかな院長と歯科衛生士による心温まる治療が無事完了して満足している。

歯医者のセカンドオピニオンも大事

運動

過去に何度か試したがジム通いが合わないので、 昨年書いた 2020年の健康と体重と運動 - valid,invalid 同様に、近所を2~4kmランニングしたり近所の公園で懸垂とバーディップスをやっている。

引っ越したが継続できているのは良い点。最近は懸垂のフォームを見直して回数よりも効きを意識し始めた。

メインで使っている公園にはスプリングバーしかない。鉄棒もあったのだが最近撤去されてしまった。

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日都産業のスプリングバー*3

少し足を伸ばした先の、より大きな公園には多効能鍛錬器がありワイドでの懸垂などが行える。

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日都産業の多効能鍛錬器*4。名前が良い

メトリクス

体重 体脂肪率
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緩やかな推移を見せる体重
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中央に猫のような線描を見せる体脂肪率

2016年に購入したWithingsの体重計が今も現役で活躍しているのだが、体脂肪率の推移がいよいよ怪しい推移を見せたのが気になる。

散髪

今年の下半期はずっとセルフカットで過ごした。もともと1,000円カットで十分という感じではあったのだが、それすらも行くのが面倒という気持ちになり、自分で切ることにした。

また、同じく美容院が得意でない妻の髪も僕がカットしている。

先日家族にこの話をしたら驚かれ「(妻が)かわいそう」「ひどい貧乏性」などと散々言われたのだが、言及するまで気づかれなかったのだからそれなりの仕上がりにはなっているのではないだろうか。

金のためというより精神的な安寧のためにやっていっている。

趣味

映像

Amazon PrimeNetflixの視聴履歴を見たところ映画は90本ぐらい、アニメやドキュメンタリーなどのシリーズものは20作品ぐらい視聴していた。個々の作品に触れると長くなるので割愛する。

大部分を占めるジャンルはホラー、次点でサスペンス。一番印象に残った俳優はJake Gyllenhaal

映画に関しては昔見た作品を再視聴するムーブがけっこう多かった。昔のコンテンツを再消費して満足するようになったら"終わり"かなとも思っていたが、初視聴時には意識の外にあった技法やメッセージを受け取ることもあり、悪いものでもないと思えた。

音楽

ほぼリモートの活動で2nd singleをリリースできた。

ohbarye.hatenablog.jp

バンドでの楽曲アレンジを考える用途で12,000円のギターを買った。自宅でフレーズを作ったり遊ぶ分には十分なので満足している。

小さい鍵盤も欲しくなってきた。

読書

眼精疲労がややつらめで、活字を読む気力が少なめな年だった。アイケア大事にしていきたい。

『三体』、死神永生が出た頃には黒暗森林の内容も忘れていたので最初の最初から読み直したらめっちゃ良かった…。色んな感想を読み漁ったがマシーナリーとも子の感想が最も面白かった。

nlab.itmedia.co.jp

あと記事を書いていて気付いたが劉慈欣の短編集が出ていた。

うおォン 俺はまるで人間計算機だ」

流行に乗って中国SFをいくつか読んでいた。以下のいずれも表題作がとても気に入った。

『息吹』に載っている『商人と錬金術師の門』『不安は自由のめまい』が良かった。

読みたいけど読む気力が湧かない古典については、100分de名著を便利に使っている。情報密度が適度で読みやすいのに加え、たまにセールでKindle版が300円切ってたりするのでお得。

記事を書きながらタイムセール巡回してたら渋沢栄一の『論語と算盤』が安かったので積んでおく。

漫画

2020年に引き続き漫画喫茶に一度も行かずに終わった。漫画喫茶では主に購入に尻込みするような長編を読んだり、雑誌を読んだりしていたのが懐かしい。

長編の一部は各種コミックサービスで読めるものをたまに読んでいたのだが、長編を数話ずつ、長期間にわたって読むのがあまり性に合わなくて最近は読んでいない。

雑誌の一部はジャンプ+やコミックDAYSなどのサービスを通じて電子版で購読している。しかし全サービスに課金して回るほどの気力がないので個人的キラーコンテンツがない雑誌は切り捨てることになった。

結果、以前よりも新作への感度は下がっていると感じる。この点については漫画喫茶での雑誌読み漁りは良い体験だったと改めて思うが、2022年の衛生観念で漫画喫茶を安心して楽しめるかというと険しい。

そんな訳で新作はあまりdigれておらず、2019年以前からの連載作品を置い続けているのがメイン。あとは手塚治虫作品集をちまちま買っている。

記憶に残った短編集は伊藤潤二の『潰談』*5

Kindle Unlimitedで読んで良かったのは谷口ジローの『事件屋稼業

2021年最後に買ったのは『映画大好きポンポさん』

カメラ

基本的に手ぶらで何も持たずに出かけるので持ち歩くのが億劫になってしまい、α6400を眠らせている…。自作菓子を撮影している妻のほうが利用頻度が高い。

さらに悪いことに、Pixel 5aでてきとうに撮った写真がとても良いのでそちらで概ね満足してしまっている。

買い物

物件

買ってないが、賃貸物件の引越しによってハードウェアがパワーアップしたのでデスク環境周りで多少自由が効くようになった。

デスク環境

ohbarye.hatenablog.jp

上記記事は7月時点。それ以降、以下のアイテムを追加した。

携帯電話

2017あたりから使っていたiPhone 8がついに起動しなくなったのでPixel 5aを購入した。初Android

store.google.com

ルービックキューブ

ルービックキューブをやりだしたおはなし - takkanm’s blogを読んで興味が湧き、エントリーモデルぽい1,000円台のやつを年末に購入した。

季節家電

引越しを通じて、使用頻度の低い家具や家電を購入したくないなと強く感じた。その代表が一年のうち半年以上は眠ってしまうような季節家電なので、そういった品はレンタルでしのぐことにした。

試しに今冬の暖房器具の1つ、加湿器は買わずにレンティオでレンタルしてみた。なかなか体験が良い。

www.rentio.jp

トータルでやや割高ではあるが、毎年ほぼ新品の製品が届き、最低限のメンテナンスで済むのであればこちらの方が我が家には合っている。

上記のリンクから登録すると、紹介した人・された人それぞれ値引きクーポンがもらえるのでよければどうぞ。

所感

ほぼ在宅での生活でルーティンが否応にも定まっており、2020年同様に圧縮効率の良い1年であったように感じる。それゆえかdepressingに感じるシーンも幾度かあったが、"総括"するに、わりとコンテンツ消化に時間を割いていたことや習慣化に成功した案件があったことに気付く。

一方、クリエイティブな活動やアウトプットの面では物足りず、計画的なインプットや技術習得、新たな挑戦の類は少なかった。2022年にはダンスか英会話あたりの再開を考えている。時々再燃するボイスパーカッションやラップ熱も機があれば波に乗せたい。

諸々書いたが健康面で大病なく、(やや気だるい週もあったが)風邪という風邪も引くことなく過ごせたのは2022年も何より継続すべきことである。

*1:1年以上経っているが、転職ブログを書き忘れていたことに気付いた

*2:商品リンクはアフィリエイトリンクを含む

*3:画像は 懸垂のできる公園リスト より

*4:画像は 懸垂のできる公園リスト より

*5:マキマさん