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関心を持てる事柄について

Advent of Code 2021 に Go で取り組んだ

存在は知っていたが取り組んだことなかったのでやってみたシリーズ*1の1つ、Advent of Code 2021に取り組んだ。

adventofcode.com

Advent of Code とは Advent Calendar にちなんで毎日2問ずつクイズが出題され、25日まで解かせるというイベントである。2016年ぐらいからやっているらしい。

結果、8割クリア

結果、独力で完答はできず、一部は自力で解くのを諦めてRedditの回答スレッドを見て写経して終わらせることになった。

解けなかったのは 20, 21, 22 の part2、および 18, 23, 24。全49問なので8割クリアといったところ。

前半の15 daysぐらいは楽勝な問題と良い歯ごたえの問題が並んでおり、1日15分~60分ぐらいを使って楽しんで取り組めた。アルゴリズム面よりも英語の問題文の読解に悩む問題のほうが多かったぐらいだった。

しかし後半、day16あたりから仕様理解やデバグの難しさが急激に上がり始め、day20以降は半ば諦めつつ「30分考えて良いアプローチができなかったら諦める」撤退戦略を取ることになった。プライベートな時間の制約もあったのでやむなしと言いつつもアプローチの仕方すら思いつかない問題があるのには力不足を感じずにはいられない。

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この絵、何?ってずっと思ってたけど終わってようやく理解した

使用した言語は Go

使用したメイン言語は2021年最後のクォーターあたりから仕事で書くようになったGo。習熟度を試す意味合いもあるし、仕事ではWebアプリケーションやバッチ処理を書いているので、そこからちょっと離れてアルゴリズムの書き味はどんなものか知りたかったというのもある。

最近あまりやっていないけど競技プログラミングRubyで取り組んでいたので、そことの比較でいうと…まぁ、ちょっとした便利utilみたいなものを用意しないと辛いかな…というのは思ったが、だいたい使うイディオムやデータ構造は決まっているのでそこまででもなかった。

どれか忘れたけどゼロ値が便利に使える問題だとクールにGoをキメられた感が出て良い。

特段良かったところはコードの変更がとても簡単なところ。僕の場合、こういった趣向で探索的にプログラムを書いていると変数名やインタフェースがひどいコードを書くことになる。一筆書きで正答できればそれで良いのだけど、一発でうまくいかずにアルゴリズムや使用するデータ構造を変えるにあたり、IDEの支援が効くのはめちゃめちゃ便利だった。致命的なミスはコンパイル時に死んでくれるので、ある程度対象を絞り込んだ状態でできるデバグの体験も良かった。

モチベーション

後半は問題を読解するのも辛い時もあったが、Twitterで回答する人々(日本語)を見たり、(去年のだけど)完答しましたブログを見たり、Redditのネタスレクールなvisualizationを見るために問題文を読む気持ちを奮い立たせたりしていた。

来年の抱負

来年は9割を自力で正答できるところまでいきたい。

力量不足は感じたが今年学んだ言語で取り組めたことは良かったので、来年も新しい言語でやれると良い気持ちになれるかもしれない。

*1:正確に言うとAoC 2020が終わったあとに存在を知ってちょっと取り組んでみたけど出遅れてアドベント感が薄くて続かなかった