表題の通り東京Ruby会議12に参加しました & 前夜祭で発表してきました。
発表
僕の発表は前夜祭の10分枠だったのでライトなネタとしてGit scrapingについて話しました。
Git scrapingとは単にスクレイピングをするだけでなく、定期的に実行し、結果をgit repositoryに記録していくことで時系列データが得られるというものです。詳しくはSimon Willison氏の2020年の記事 Git scraping: track changes over time by scraping to a Git repository をご参照ください。
東京Ruby会議12のテーマは "Rubyと暮らす" だったわけですが、日々の生活の中にどうやってRubyが入り込んでくるかどうかは人によってまちまちです。特に、初学者であったり、業務でRails書いているだけのような感覚の方だとなかなか "Rubyと暮らす" 最初の一歩を見出しにくいのかもなと思います。その一歩目としてGit scrapingを選んでみるのはどうか、という提言をしたつもりです。
他の方の発表
前夜祭も本編に劣らず面白トークが連発していて良かった。特にokuramasafumiさんの「Rubyで書いたらRuby-ishになってる」は最高にキマってる感じがしていたのと、makicamelさんのErdMapは知らないアルゴリズムの話が出てきて興味が湧きました。
本編ではキーノートの2本が印象深かった。jhawthornさんのGitHubの話はRubyとRailsがスケールすることを証明してきた会社ならではでありました。脚注でたくさん記事リンクが付いていたので、あとでそれぞれのテクニックやツールを深掘りしてみたい。eagletmtさんのRustは案外Rubyと近いというのも、面白かった。ifが式であるとかの式志向な言語は僕も好みなので2025年はRustもっと知ってみようという気持ちになれた。
イベントの感想
前回の11は僕がRubyを始めた頃で当時は存在すら知らなかった...。osyoyuさんがリブートする形で開催をキメてくれたのが12。
地域Ruby会議も地域によって規模はさまざまだと思いますが、300人規模はさすが東京。さまざまな企画やスポンサーブースや海外から招聘されたキーノートスピーカー等々、半端ない労力が透けて見えるすごいイベントでした。オーガナイザーズの労力が大変感じられる作り込みがされていて良かったです。
ニッチなポイントかもですが前夜祭のソフトドリンクに伊良コーラがあって感動しました。高田馬場から少し歩いた下落合に伊良コーラ本店があり、そちらでいただいたコーラがあまりに美味しく、僕がクラフトコーラを自作しようと思ったきっかけでもあります。アルコールに弱くクラフトビールは飲めない者としてクラフトコーラを応援しています。
また、ランチも懇親会も初めましての方々と交流できたり、お久しぶりですが出来たりした。
改めて運営や関わった皆さんお疲れ様でした!
他の大型カンファレンスとは一味違った"色"を感じるとても良いイベントでした、オーガナイザーズのみなさん運営お疲れ様でした
— ohbarye (@ohbarye) 2025年1月19日
色とは何かでいうと、若者のすべて、駆け抜けた青春の煌めき的な"何か"があった (プリ機のせいか?) #tokyorubykaigi