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関心を持てる事柄について

攻めの採用人事

元同僚と先日ビデオチャットしてるときに某社の某採用担当人事の方の話になり「あの方は良いですよ、"攻め"の採用人事ですから」という話になった。

その場では「たしかに"攻め"の人事は一緒に働きやすいですね〜」と話して「せやな」って感じで終わったのだが、このたび求職活動で色んな人事の方とやり取りする中で「あ〜この方は"攻め"側だろうな〜」と思うシーンがいくつかあった。


で、"攻め"ってなんなのかってことなのだが…

タスクベースで仕事をこなしていくのでなく成果にコミットする

ミッションや視座が文脈を意識せずにこなせるタスクレベルでなく数段高いところにあって、課題発見・解決の範囲が不確実性も難易度も高いところにある

返信が早いとか丁寧とか誠実とかそういった振る舞いのウラに「なぜそうすべきか」が通底している


「N人採用する」が達成したいことではなく「N人のどのような人をどのタイミングで採用すれば事業・組織への貢献が最大化するのか」を一緒に考えてくれ、事業部やエンジニアリング組織と同じゴールを見てるので話がスムーズ。

そういう方とは専門性が違ってもお互いをシンプルにリスペクトできるし、「採用人事のことをもっと知りたいんです〜」と聞けば本をおすすめしてくれたり時間を取って解説してくれたりする*1。一緒に働いていて気持ちが良い。*2

求職活動の応募者としてもやり取りの中で「"攻め"の採用人事だな〜」と確信できたり、他職種との信頼関係がしっかり構築できている様子が透けて見える会社は魅力的に映った。


書いてて思ったけど、誰も攻撃してはいないので適切な言葉は"攻め"なのか?と思ったが"攻め"には物事を無難にすませず、積極的な態度をとるの意もあるのだった。

つまり、自分の領分を決めて閉じこもっているのでなく職域を超えてゴール達成にあらゆる手段を使う、ってことだから"攻め"なんだな。*3

*1:余談: おすすめしてもらったうちの1冊はこれ。

人事と採用のセオリー

人事と採用のセオリー

*2:エンジニアカルチャーに踏み込んでプログラミングができるようになったり、SNSブランディング頑張ったりするのも大事だけど、上述のように仕事への向き合い方がしっかりしている事のほうが個人的にはより大事かな〜

*3:そういう意味では採用人事に限った話ではないけど、採用人事の話題をきっかけに思ったこと