valid,invalid

関心を持てる事柄について

Quipperを"退職"ります

近況報告です。4年7ヶ月勤続したQuipperを"退職"ります。

退職エントリですか?

これは退職報告ではありますが、一般的に期待されるような"退職エントリ"ではない気がしています。もう少しちゃんとしたやつは後ほど書くつもりです。

@ohbarye です。"広島の粗大ごみ"と呼ばれることもあります。

在職中はRuby on Railsによるサーバサイド、React, TypeScriptによるフロントエンドを中心に学習サービスの開発をやってきました。長らくBtoC領域に携わっており、登録導線や決済システムやカスタマーサポート周りの開発・運用経験が長いです。また、必要に応じてスクラムマスターのような動きもした時もありました。

ここ2年半ほどは上記のような動きをしつつ、Engineering Managerとして組織設計・採用プロセス整備・評価制度策定・表出した組織課題への対応・会社主催のイベント運営などを行いました。その一環としてEngineering Manager Meetupというイベントを主催したりEOF 2019の運営にも携わらせてもらいました。

会社ブログにそこそこ記事も書きました。

あとは興味ある方向けに諸々のアカウントを貼っておきます。

正確な最終出社日と退職日

  • 最終出社日 2020-03-31
  • 退職日 2020-05-25

from / to

  • from Quipper
  • to 無職

!?

次は何をするのか

ワーキングホリデー制度を利用して6月頃からドイツへ移り、欧州を旅したり現地の企業でエンジニアとして働こうと計画しています…いや、いました。

そう、"計画"してきたのですが…。昨今の"COVID-19 -コロナウイルス-"の影響がさすがに無視できなくなってきました。

f:id:ohbarye:20200309012510p:plain
2020-03-09時点

Coronavirus Update (Live): 5,041,620 Cases and 327,062 Deaths from COVID-19 Virus Pandemic - Worldometer

もともとは4,5月にぼちぼちオンラインで面接を受け始め、5月後半にドコミに行きつつ旅行がてらオフサイトの面接を受けられれば良いなと思っていました。

が、COVID-19起点で影響を受ける要素がいくつかあり、これらに関して数カ月先の状況が読めなくて悩んでいます。

ビザ関連の特別措置

発行済みの査証(ビザ)が無効になる事例が既にいくつかあります。

日本が中韓に対して行なったビザ無効化は大きく話題になりました。しかし受け入れだけでなく日本から出ていくほうにも制限がかかってきています。インドが日本人向けのビザを無効にする対応を取ったり、複数カ国からのビザの免除停止も始まっています。

日本からの入国制限、27カ国 新型コロナ感染に各国警戒:時事ドットコム

タイミングによっては日本の現在居住する物件を引き払った直後などに無効化されたりすると辛いですね…。

入国規制

永遠に入国拒否というのは今の現時点では無さそうですが既に各国が行なっているように14日間の隔離措置が取られる可能性はあります。

隔離措置を行っていない別の国を経由して入国するなどの方法はありそうです。

欧州のアジア人差別

人間の感情や行動をコントロールすることはできない…。

いよいよドイツもパニックか 買い占めにアジア人差別 日本人も被害に | ワールド | 最新記事 | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト

現地の肌感覚がまったくないのでどの程度なのかわからない、というのが不安要素です。

現地で一次情報が手に入らない / 入りにくい

これは現地に住む時点で避けようのないことなのですが、緊急性の高いニュースがドイツ語で発信されたときに即座にキャッチアップできないという問題があります。まぁこれぐらいはその国を選んでいるんだから頑張れという話ではありますが…。

少なくとも英語で手に入る情報にある程度速報性があれば助かりますがどうなんでしょうね。

とりあえず今は

外務省 海外安全ホームページ|現地大使館・総領事館からの安全情報 詳細を見たり、ドイツ在住のYouTuberからの情報発信を見たりしています(これはN=1だ…と言い聞かせつつ)


まあ個人的には個々の問題はそれなりに対処していけるのではないかという楽観もあるのですが、被扶養者も同行するので家族の安心安全を守れる状況かというと断定はできないので悩んでいる状況です。このまま行くと退職後は無職です。

もしドイツ現地にお住まいで情報提供いただける方、もしくはそのような知人をお持ちの方がいたらご紹介いただけると大変ありがたいです。ご相談させていただくかもしれません。

渡独を断念する場合は機を見つつ国内で活動していく…かもですが今のところなんとも言えません。

いずれにせよ年齢制限によるビザの申請期限があるので5月末ぐらいまでには決めるつもりです。

もっとこう…あるだろう!

現職に関する思い出などについては別途、遅くとも退職日までには感情のこもった記事を書き上げたいと思います。