Mac mini 売った
MacBook Pro 買ったと言いつつ、まず Mac mini 打った話。
長らく Windows を使いつつも Mac に対する漠然とした憧れがあって今年6月に Mac mini を買った。主に開発と音楽編集とかやろうと思ってた。
けど周辺機器を全然揃えてなかったのでほとんど使えなかった。
- ディスプレイがないのでテレビにHDMI接続してたけど、解像度を合わせるのも面倒でそのまま見てたら目が疲れた
- Mac 用のキーボードがないので Windows 用のキーボードを使っていたけど、キー配置が訳わからなくなって入力に疲れた
- トラックパッドがないので操作時にはマウスを使うことになってこれも疲れた
いろいろ揃えればなんとかなるってわかってももはや面倒くさくて熱が冷めていたので、テレビで映画観る時には Mac mini から再生する…ぐらいにしか使ってなかった。
Mac の利点をまったく活かせていないどころかPCとして全然機能しておらずインテリアになっていたので ¥44,000 で売却した。
全部自分のせいっちゃせいなんだけど、こういうのをいちいち調べて揃えるのも面倒な人はけっこういると思う。Mac mini、低価格で Mac に触れられるのは良いと思うけど、そいう意味で自分には向いてなかった。ケチって失敗したパターンだと思う。
先に書いた通りめんどうくさがりで機能を全部集約したく、もう「コレ買っておけばもういいだろ」的なやつをケチらずに買おうとしてたので 15.4 インチの 16GB, SSD 256GB の MacBook Pro Retina : MGXA2J/A にした。
購入価格 ¥180,000 ぐらいだったので mini の売却資金差し引いてもややキツかったけど、買ってよかった。この買い物は全肯定できる。
ファーストインプレッション
いろんな人がいろんな利点を褒めてるので今更感しかないけれども、
第一印象はこんな感じ。
- Retina ディスプレイ、フォントが良い。目に優しいし、ブラウジングもコーディングも長時間集中してても疲れにくくなった。たしかにこの後に Windows 触ったら文字がギザギザして見えた。
- トラックパッドのおかげでマウス捨てた。iPhone みたいに操作できてストレスがない。
- 見た目がかっこいい。出社するときに家に置いて行きたくない。
- ボディ、トラックパッドの質感が良い。すべすべしてるので指がひっかかったりしない。
- いちいちヌルヌル動くのが良い。トラックパッドでスクロールした時に指を離しても吹っ飛んでいったり、最下まで行ったあとにバウンドするように戻っていったりする。なんでこんな無駄っぽい動きに感動するんだろう、って思ったけど、これ本能っぽい。自然界の慣性を模倣した動きを前にすると優しい気持ちになれる気がする。感性学とかで説明してほしい。
- SSDだと起動がめちゃ早い。Windows、基本的に再起動したくなかった。パッチ適用〜再起動とかいう最悪の定期作業で大体5分ぐらいかかっててその間は休憩するか〜とか言って携帯で twitter 見てた。二度とやりたくない。
MacBook に触ってるうちに「PCに対して自分が今までどれだけ我慢してきたか」に気づいた。これまで意識もしてなかったことが、実は積もり積もってけっこうなストレスになっていたっぽい。書いてて熟年離婚感がある。
高価な買い物して魔法にかかっている感も否めないけれども、PCは毎日触るので毎日満足感に浸れる。なので今年一番の満足してる。
とにかく家でPCに向かうのが以前より遥かに好きになったので良かった。
ただ会社では支給される Windows7 しか使えないのでいろいろ辛い。