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関心を持てる事柄について

フォトウェディングスタジオ利用してみた

昨年の8月に結婚したが、挙式については今のところ家庭内でネガティブなのでしばらく、もしくはずっと行われないと思う。

ただ、ドレスを着て写真に残したい / ドレス姿を見てみたいとは思ったので近年人気を増しているという"フォトウェディングスタジオ"を利用してみた。

フォトウェディングとは

Wikipedia結婚式 - Wikipedia より。

周囲のためにも写真だけ記念に撮っておこうというケースも増えている。もとは親類縁者との関係や、金銭面などの事情により式を挙げられない、または挙げられなかった夫婦が、写真の上だけでも結婚式の衣裳でその姿を残しておきたいという思いを抱くケースがあり、それに応える格好で始まった写真撮影によるウェディング。神仏だけでなく両親やその他の親族、親しい友人などに結婚を誓うこともないが、人生のけじめや節目として行われるケースも多く、新たな挙式の形の一つとして捉えられるものである。見方を変えれば、記念写真そのものが結婚の証となるようなスタイルとも言える。

フォトウェディングスタジオとは

そういうスタイルのカップル向けのサービスを提供するスタジオ。衣装の貸出、メイク、撮影、写真の印刷・アルバム撮影などを手がける。

結果

計 191,000 円で、以下のような写真を計200枚ほど撮ってもらった。

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スタジオに模造刀があったので遊んでみた、この時が一番いい笑顔だった。

さすがにプロの写真という感じで自分では絶対に撮れないような写真が多かった。

スタジオは照明を落としており、窓から差す自然光だけで撮影した。少し暗くないか?と素人考えで思ったものの、露出あげて綺麗に映るよう計算されていた。(現地では窓枠から外がふつうに見えていたのだが、真っ白に飛んでいる。肌も綺麗に撮れるし今度カメラ使うときに意識してみよう)

感想

良かった点

写真の仕上がりに納得。スタジオの空気も良かったので非日常感があった。

ウェディング業界からはどうしても、瞳孔開いた人達による感動のバーゲンセールみたいなイメージが拭えないんだけど、利用したフォトウェディングスタジオの人々は"個"の集団ぽいチームになっててよかった。

担当のメイクアーティストはメイクが好きで専門性があってたまたまウェディング業界にいる、フォトグラファーもカメラ・写真が好きでそこにいる、という感じ。自分の満足のいくものをドライに創っていくノリだったので接しやすかった。(フォトグラファー別の写真ギャラリーを見てみたらテイストも構図も一様でなく、個々に一任されているようだった)

撮影中に担当の方はかなり細かいポージングの注文をしてきたり、ダメだと思った構図は撮り直したりと"拘り"を感じて良かった。

悪かった点

ただし良心につけこむセールストーク料金の不透明性、てめーらは許さねえ。

スタジオを決めるにあたり数カ所を巡ったのだがどこも「結局いくらかかるのか」が最後までわからなかった。 70,000 円でこんな写真が撮れますというので「そんなもんか」と思っていたら、ドレス / タキシードのレンタル代は別だのメイク代・ヘアメイク代・休日料金・アルバム作成だの、とにかくオプション料金がかさむ。複雑な料金体系を理解したいからせめて資料をください、と請うのだが分厚いカタログのうち、数ページ分のコピーしかもらえなかったりした。

そういう不満がありつつもやはり特別な何かを残したいという人の業と抗いがたい空間に圧殺され、最終的に 191,000 円を放出した。

写真撮るだけでこれだから、挙式はもっと大変なんだろうと推察する。 成る程、これが噂に聞くウェディング業界 必勝のセールストーク「一生に一度の…」がいかに避けがたい一撃であるかの片鱗であり寝具業界の「睡眠は人生の3分の1…」とは一味も二味も違う所以と理解した。

結論

ネガティブな点を強調してしまったが本来の目的であるドレスが良い感じだったのと、写真には非常に満足している。

探せばもう少し安いところや違った写真が撮れるところはあるだろうし、10万〜20万あれば旅行も贅沢な食事もできるのでこれを良しとするかはまさに人によるところ。挙式にネガティブな人々の選択肢としてはアリだと思うし残ってほしい。

余談だが、人生で初めてメイクされてすごく若返ったのはけっこう衝撃だった。