SNSのプロフィール欄やブログ記事内でよく見かける「発言は個人のものであり所属と関係ありません*1」という表明に効力があるのだろうかと気になり、少し調べたところ先行研究があった。
173名の参加者を対象にTwitter (現X) 上で「意見は個人のものです。リツイート≠支持」という免責表明がある場合とない場合で、投稿が個人および所属組織の評価に与える影響を比較した実証実験。
その結果は ポジティブな投稿は本人と組織の両方の評価を向上させ、ネガティブな投稿は両方の評価を低下させた。また、この効果は免責表明の有無に関わらず同程度だったことから 免責表明に効力はない と結論づけている。
免責表明があっても、能動的な投稿内容(意図的に「与えられる」手がかり, actively given cues)が、受動的なプロフィール文(「漏れる」手がかり, passively given off cues)より強く作用するとのこと。
免責表明を使用するよりも従業員に個人アカウントから組織への言及自体を省略させる方が効果的だという実務的提言もなされていた。
なお、この記事の内容は自分の意見ではなく調べたことをメモしたものに過ぎない。
*1:"Posts are my own", "Opinions are my own" etc.