だいぶ昔に登録して触ったものの、購入も出品もしないまま休眠会員だった。
渦中だからこそ、というわけではなく引っ越すにあたって要らないものをどう処分するか考えていた時に思いつきで試してみた。
出品から売れるまで
ある漫画の1~9巻をセットで4,000円で出品した。
送料600円ぐらいと仮定すると1冊あたり377円だから「これならブックオフで買ったほうが安いかもな」と思いつつもマンガ大賞系のやつだし全巻初版だから強気で行ってみた。
そしたら1時間程度であっさり売れた。
感想
一言でいうと
いろいろイケてた。
モバイルファースト
モバイルファースト感がすごかった。PC ぜんぜん使わず完結した。どうしても web 版使いたくなってしまうので PC からも色々触ってみたが、スマホアプリの方が諸々気が利いてた。細かいけど web だと商品検索時のサジェスト無いがアプリだとできたり。
— 広島の粗大ゴミ (@ohbarye) 2017年5月5日
スマホから web サイトにアクセスするとアプリに強制遷移させられる。
この挙動、個人的には嫌いなんだけど「そこまでアプリに自信あるかぁ〜」という感じ。確かに、細かい UI / UX も web よりかはアプリの方が洗練されている感じがする。
発送
web サービスだが体験が web で完結しないのは普通ストレスになるんだが、想像よりスマートに完結することで逆に良い体験をしたという気持ちになった。物流まできちんとケアするの大変そうだなぁ。
発送時にヤマトに持ち込んだのだが、QRコードから送り状をその場で生成してくれるので書かなくて良いし、匿名でのやりとりなので送料は後からメルカリ側で清算するから現金を持ち歩かなくてよいってのもすごくよい体験だった。
— 広島の粗大ゴミ (@ohbarye) 2017年5月5日
別件でしょっちょう発送やる時はこういう仕組みがなくすごく面倒…
別件というのが minne での発送時なので、minne も是非これやって欲しい。
データドリブン
初出品後に「5品出品すると売れる確率が80%まで上がるというデータがあります。もう少し出品しませんか?」みたいなお知らせも COOL
— 広島の粗大ゴミ (@ohbarye) 2017年5月5日
EC サイトなどもそうだが出品者が存在しないとそもそも始まらないので出品する側がなるべくアクティブユーザーになるよう手厚くケアすることになると思うのだが、とはいえメルカリみたいな CtoC だと数が多すぎてあまりアダプティブにケアするのはコストがかかる。
そんな状況でこういう"純粋な事実を述べるだけ"というモチベートの仕方(どれぐらいのユーザーに刺さるのかわからないが少なくとも自分には)COOL ぽい。
捨てるぐらいなら売る
みんな言っていて当たり前のことなんだが、やはり捨てるぐらいなら売った方がマシだよなぁと再実感した。
本や漫画はともかく家電は捨てるだけでも手間がかかる。
今後
続けて家電系のものも出品してみたがこちらは「いいね!」が付くばかりでまだ売れる気配がない。価格設定をミスったか。