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valid,invalid

関心を持てる事柄について

どんなによく考えられたデザインもユーザに届くまでは仮説にすぎない

昨日参加したFront Line of Frontend − Forkwell Meetup #2 - valid,invalidで一番印象に残っているのは何だろう…とぼんやり思い返してみたところ、以下の言葉が浮かんできた。

"どんなによく考えられたデザインもユーザに届くまでは仮説にすぎない"

NHN テコラスの方による UX プロジェクトファシリテーションという題の Lightning Talk で語っていたことだ。

UX プロジェクトファシリテーション

発表のスライドは見つけられなかったけど、話されていた内容の一部は 消費者視点から考えるプロジェクトファシリテーション「消費者ファースト思考」|おかいもの研究室 に書いてあることだったと思う。

上記の言葉は、「プロダクトの提供者が想像する消費者と実際の消費者には必ずギャップが存在する、だからこそプロダクト関係者全員がそれに自覚的になり、ギャップを埋める努力(ユーザーテスト etc.)をしていかないといけない」という文脈で語られていた。なのでデザインというのは必ずしも見た目に限った話ではなくプロダクトの設計を指していると思う。

Web サービス経験の浅そうなコンサルタントが要件定義フェーズで Excel に書いた画面も、生態心理学に精通した UX デザイナーによるプロトタイプもユーザーの目の前に出るまでは有効な仮説として同時に存在しうる。(重ね合わせの原理みたいだが...現実的には当然確度の高い方を選択する)

ユーザーに届けてわかること

プロダクトが世に出るまでのスパンが長くなってしまうと、どの案がよいかと議論したり、やっぱりこっちが良いと主張が変わったりしやすい。ひどい時には決め方を決める議論に時間を費やしたりしてしまう。

そうした議論を通してベストを尽くそうとしているのはみんな同じなのでそれ自体は悪くないのだが、結局机上の空論になるのならやっぱり出してみないと何が正しいかは誰にも確信はない。だからユーザーに出してみる。ユーザーは殆どの場合において答えを教えてはくれない、というか持っていない。プロダクトおよびその一部が好きか嫌いか、良い方向に向かっているのかその逆か、なら教えてくれる。

届け方

「じゃあ、出してみましょう」と出すときにも必ずしも本番環境にデプロイする必要はない。プロトタイプを見せるユーザーインタビューを実施するとか、数%のユーザーにだけリリースするとか。A/B テストもデプロイ抜きで行えるツールがある。もしこうした仮説検証の仕組みが無いのなら創ってみる。

どんなによく考えられたデザインもユーザに届くまでは仮説にすぎないのだから。

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(まだまだ一部しか実践できていないので、ここまでをもっと声高に述べられるようなプロダクト開発をしていきたい)