会社からの補助もありオンライン英会話を始めた。まだ数回しか受けていないけど、英会話に関して思ったこと*1。
自分の英語力について
高校受験で英語学習をほぼ止めてしまい、転職するまでは必要に応じて使うぐらいしかしてこなかった。
その必要というのもこんな感じなので
- reading 技術系の情報入手
- writing ほぼなし、まれに pull request 送るぐらい
- listening ほぼなし、2年に一度以下の頻度の海外旅行ぐらい
- speaking 同上
気づいたらこんな感じになっていた、という前提での話。
自分の英語力、
- reading 100 とすると
- writing 70
- listening 13
- speaking 4
って感じする
— 広島の粗大ゴミ (@ohbarye) 2015, 10月 30
英語で話すとバカっぽくなってしまう
外国語で考える方が合理的と言われている。
無意識には使いこなせない言語で思考することは、認知的に負荷のかかる行為であり、脳の処理能力を奪われるため、そのような場合には、手早く短絡的な思いつきに頼る傾向が強くなるように思われる。
仕事で英文を書いている時の自分については確かに同じような傾向を見出すことがある。
ただ、今の自分にとっての英会話の場合はそうでもない。
乏しい listening / speaking 力では脳の処理能力を極限まで奪われ続けるため、考えながら話すことができない*2。 結果、思いついたことを放り投げまくって後から自分の言ったことの間違いに気づく、または気づかないという非常にバカっぽいサイクルから抜け出せなくなる。
この感じは無力感でもあるんだけど、しがらみや余計な修飾なく言葉を放り投げられる気持ちよさも一方であり、日本語で思考・会話するのとは異なる面白さがある気がする。
外国語の楽しみについて
会話に限らず「外国語でコミュニケーションすることが楽しい」という意見はよく聞かれるけど、何が楽しさをもたらすのだろう。 コミュニケーションが楽しいのであれば母語でもよいはずなので違う気がする。
スキルの上達が楽しい、というのもよく聞く。母語と異なりできる / できないが明確で、その余白を埋めていくプロセスと成長実感が得やすいから楽しい。これはわかる。けど何か新しいことを始める時はだいたいそういうものなので外国語に限った話ではないと思う。
そうなるとやっぱりコミュニケーションの本質的なところがポイントな気がしてくる。 超適当な仮説をつくると
- コミュニケーションとは不安なもの
- 自分の言ったことが正しく伝わるか
- 相手の言ったことを正しく理解できるか
- 母語では成功体験を得すぎていて不安を忘れているが、外国語ではそれを思い出す
- その不安の解消が快感につながる
みたいな。論拠はないです。
でも自分は英会話で常にナーバスになるのでこんな感じかもしれない。
英語 / 英会話 / 外国語 / コミュニケーションなどの言葉が統一できずに発散して、うまくまとめられなかった。